波打つ坂の間にある空っぽの部屋の窓は、まれびとの来る方角に向かっていて、夕刻はたいてい山間に陽が沈む。ところで空っぽは大変頑丈で壊れない。
突破するには、循環に取り込まれる媒介者となること。
前回はポーランド。唐突で間違いのないお誘い。今回はイスラエル。
快晴。山で年を越え、麓の店で坊主にし、砂浜を歩き続けた人の、2年前の足跡を辿る。
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