2011-07-01から1ヶ月間の記事一覧

座技正面打二教。正面打四方投。肩取四教。後片手首締三教投げ。二人取り四方投げ。15時、神谷バー。電気ブランで再会祝す。18時、新婦の旦那様の写真展会場でくぷくぷした飲み物。19時、西新宿高層階で夜空と雲丹。皆で成長を見守ってきた娘さんは天文学科…

時代劇を網羅し、大木のサボテンの開花を確認する正午。14時、謎の研究所を訪ねる。ぎっしりと並んだ世界中の謎に驚いた後、手製のガチャガチャに挑戦するが何も出ず。上の蓋をぱかっと開ける主。リトアニアのハリネズミを手探りで入手。ほくほくとおいとま…

行け!と放り出された谷底を這い上がってははしゃいでいる。どこに行っても何をしても変わり者と言われてきた人は、強烈過ぎる同期に囲まれ普通の人になってしまった。

ウレシイタノシイダァイスキと復唱する11時。電車にて隣席の方(推定60代後半女性)が妙に気になり思わず声をかける15時。仕事で旅行で世界中を回っているというこの方から活き活きと溢れ出す各国情報に感激止まぬ十数分。「ぜひ世界に出てね」「はい」と電…

style‐Hug Galleryでantos「fantasia2」。福果でArt Bazaar。蒼穹舎で小原里美写真展「SWEDEN sunrise08:44 sunset14:46」。スエーデンのいろいろ(毎年恒例のルーン石碑一斉掃除、室内ホッケー、秋に上昇する黒髪率、夏に増加する時速20kmバイク集団、灰色…

隣客に労われかしこまったまま気が遠のいた瞬間目的地を通過せんとするバスを慌てて降りた足元にまっすぐ転がってくる白球を拾い車道の向こうで待つ児に渡す。約束を果たしたのち扉は次々と開かれ大木のようなサボテンやカラスより強いインコや見たことのな…

それぞれがほうぼうに万歳のち土下座を始める日曜。弁当を七つ調達する間にお色直しが済み、転がる場は勿忘草から木賊に一変。世話になって以来みなアサヒという方針に沿い、65年前に受けた恩への感謝を激乾買出しで示す。

「志向的とは、可能世界の変質を伴うがゆえに、起こってしまったことが、誤作動ではなく、新たな発想と呼ばれ得る方向性のことである。常に新たな正解を創り出す方向性、それが志向性である。例えば、生物なら、生きるための手段として解を探索しつづけ、自…

歩き訪ね関わり添い受け取り渡して日が過ぎる。課された任務に悲鳴を上げながら前のめりで笑ってばかりいる。衒いのない人々と会合する奇跡をただ享受する。

式。各々ひとことの挨拶中に泣いては笑い憔悴しては達観している。脱皮を続ける人はめまぐるしい。夜、二教の変化技(回転投げからの崩し方やチキンウィングアームロック等)。

濁流に架かる長い長い橋を渡る多幸症。突風に舞い続けるビニール袋に意識を奪われるのはあの頃と変わらず。夜、申請中の案件受理の報せ。検討の慎重さを知るだけに意外な一歩。

届け物をしに見知らぬ町を歩く数時間。傘は壊れ地図はぼろぼろ足を引き摺る行き倒れ寸前のていで心根は浮き浮き。幸せ過ぎてごめんなさい。

低体重で駆け回り健診オールA。酒豪揃いの新入りで師喜ぶ。社内の伝説の人の著書を読む。ミラクル。

黒猫横切る昇級審査。梃子摺る八方、秋黒部。幼き頃胸躍らせた作品の制作者と明石焼。

「蜻蛉つり今日はどこまで行つたやら」(加賀千代女) 蝶の先導で木蔭を往く。雪山のような頭蓋骨と、数十年に一度会える天井の雲と、奈良時代の組紐について。

心電図配布。労組オルグ。灰色の壁にベンガラと藍の雲が浮かび、セーシェルの国旗が翻る。星星星。白いシャツに黒いジャケットで腑分けする吉田氏と吉増氏。月。

オンラインがオロナインに。教科書を次々と丸暗記する子を嘆く母。シュークリームが積まれた部屋でスタンプと糊とマーカー駆使し社外秘工作。失敗は即千切り。

皆勤称えし熊抱え工業地域を巡る旅。黄身白身しきりに撹拌、2時7F。4時半、灼熱の斜面眺めて低速ギアで450問解き進む。「最初の敷石は置かれた、と彼はひとりごとを言った」(イグナチオ・シローネ『パンと葡萄酒』山室静・橋本福夫訳より)

あれこれ詰め込み付加に加重で磨り減り圧縮。縮んだねぇとの指摘も序の口、めくるめく壁三昧となるバッジを頂く。道場で一息。四教で落下。

休日行脚。キリギリス発ラファエロ経由OK着。形態と気圧の関連性の見解(Susy)、模範販促体験と業界事情聴取(エアポート)、風邪による脱皮法(太虚堂)等。

登山口で二畳ほどの地図を広げ未知の途上を黙々と辿る。蟻となる訓練は、百十一の扉に囲まれていた頃を遠く霞ませる。

「悄然するような、恍惚するような、緊めたような、投げたような、緩めたような、まあ、何んと言うて可かろうやら・・・」(泉鏡花『歌行燈』より) オンドマルトノの愉快な夕べ。久方振りにお会いしたみなさまの元気な姿に満腹。蜘蛛の糸に月が反射する響き…

関門

無事通過。さてこの先は老獪な猛獣使いのもとひたすら石を穿ち種を撒き川を渡ろう。

一滴

「10滴目と11滴目の間でなにが起こるのだろう」 認識を放棄し意味と根拠の皆無を前提とせよ。然らば無限退行は回避される。可能性の全体は自己準拠性である。すなわちサバサンド。

90度に保った肩と肘の函の中つかず離れず手首柔らかに。爪先を外に向け重心は親指の下。左右左、右左右。朝、配られたキャンディの塩辛さに顔をしかめる面々。午後、提携のアヒルに戸惑う面々。夜、膝行回転八方切返し。

皮樹

足枷付きでリズムを創る、奴隷から派生した動きの教授。隣では華麗なシャイン。その語源を誰も知らない。豪華な9点鑑賞の後、「咆える40度線」が咲かせた白い花びらを手に45階のエントランスへ。メロンソーダ尽くしの晩餐。

本を酒と交換したり、気を失ったり、雷雨に耳をすましたりしている。その姿を深夜の劇場で眺める不思議。構想10年の網戸の内側では、「うちは落ち武者で」「奇遇ですね、うちも一族が没落しまして」とやんごとなき午後の会話。

足腰

進むのよ!ピョーンとうさぎ跳びで!と励ますOさんは、降りかかった幾多の苦渋をけろっと乗り越え、どーんと笑っている。つられてみんなも笑い出す。