投函されない手紙を記すちょうどその頃、来翰あり。それは光そのもので、手にすると鈴の音がかすかに響く。子は桐箱の開閉に余念がない。「食えなんだら食うな」「死んだら死んだでええ」 むにゃむにゃ言っては笑う。
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。