紫色

石灰とマグネシウム
割れた野原
なくなった眼球の代わりに、窪みに小虫が跳ねている 
(野木京子「*」より)

近所の画家Y氏のアトリエではときどき、詩の朗読会が催される。先日そこで、詩人の野木京子さんが小学生の頃につくった詩を聴いた。内容は、紫色について。