ダンボール

switch pointで天本健一展。A-thingsで秋本将人展。OngoingでAmelie Clavier展「Au dela 向こう側へ」。遊工房で椛田有理展「はじまりの配置」。ブリキ星で常設展。みずのそらで13人展「SPRING BIRD」。STOREでネダ フィルフォヴァ展「typeless,meaningful.」。ユイットで西村陽一郎展。DENで中島博美展「アメニアル」。DEN.STで矢野信一郎展「エンピツプレスリーリターンズ」。


古希を迎えポーズを決める詩人Y氏を携帯の待ちうけにし、遭難時に信号を発する(しかし受信設備は国内にない)ジャケットを着た友人が放つ言葉は、ひとつひとつが鋭く暖かい。ステラの作品を3m移動して全身筋肉痛になった友人から生存確認の電話。「いざとなったらダンボールを食え」というアドバイスをもらう。お礼に鶯の鳴き声を報告するが、猫八に違いないと疑われる。某ホールにて、震えながら染み込んでくる近藤譲氏の曲を、透過させるように伝達する井上郷子氏の演奏を体験。終了後もずっとやまぬ響きに目をまわす。友人のこどもの盛大な祝賀会。遅れて到着すると主役はお色直し中。変身を終えた主役が現れるやいなや、一斉にシャッターを切る一同。たじろぎつつ慌ててGR1を向ける。この日名司会を務めたZ氏に後日挨拶がてら、あるドキュメンタリー映画をすすめたところ、以前その監督にインタビューし記事にしたとのこと。「日本人にはつらい内容では」と問われ、それどころか感謝するばかりであることを伝える。