強烈

サントリーホールブルーローズで「篠崎史子ハープの個展XI」(ハープ:篠崎史子/エレクトロニクス:有馬純寿)。ハープ+エレクトロニクスの作品を集めた企画で、曲目は、武満徹、坪能克裕、三輪眞弘、岸野末利加、平石博一、一柳慧。平石博一氏による「フォティーノ ハープ、コンピュータとマルチチャンネルのための」(委嘱作品世界初演)がとにかく突出していた。連なり漂う響きに感覚を覆われ、別の時空間(深くて高いどこか)に引きずり込まれるような体験。とても静かで、途轍もなく強烈な作品。