メモ(胃)

「・・・必要ほど、ぼくの邪魔になるものはありません。ぼくはぼくの役に立つことのできないものしか求めたことはないのです。」「パラドックスだ、そりゃ。君はそれが滋養になるとでも思っているのですかね。」「それは胃によって違います。あなたの胃が受けつけないものを、パラドックスとお呼びになるのは御勝手です・・・」(アンドレ・ジイド「法王庁の抜け穴」石川淳訳より)