「あまりに幸福すぎるときには」朝。夢のような夢から目覚める。「絶対的に違う他者にするべき距離をいそいで構成するのだ」いるだけで思うだけで満ちる戸惑うほどの多幸を太陽のせいにして耐える。午後。友人宅。和みあふれるまばゆい新居。早朝太極拳に励むふたりの前途を祈りレモン色のひまわりと鮎の塩焼きせんべい。