だるまさん

「だるまさんがころんだ だるまさんがわらった」  「だるまさんのあたまは だるまさんをせめたて だるまさんのからだは だるまさんにあらがう」  「だるまさんしかしらぬ だるまさんのよろこび だるまさんしかしらぬ だるまさんのかなしみ」  「だるまさんがころんだ だるまさんそのままで」  「だるまさんはほほえむ  だるまさんおやすみよ」  「だるまさんはいまこそ  ゆっくりとねころんだ」  (矢川澄子『だるまさん千字文』より)