診察

付き添われ病院へ。「異常なし。薬もいりません。問題をどうすべきかはあなた自身がご存知だ。こちらが助言する余地はありません。むしろお連れの方のほうが診察なり相談が必要です」幼少時からの耐性により絶望にも狂気にも陥れず。事実を事実のまま飲み込む他に療法なし。回避は即ち重荷を負い続けること。