ビスケット

行く先々で電灯が点滅している。バンを見かけるたびに目を光らせていたあのハイエース評論家はどこに行ったのだろう。「彼らは歌いながら突然」5月の空に、アマリア・ロドリゲス。「壁に銃先でおかしないたずら書きをしてしまった」 作品が誰かに強い影響を与えてしまうなんて、それがたったひとりだとしても、すごいことよね。はい、全て回収し焼却すべきなのかもしれません。大切に食べていたビスケットを笑顔でわけてくれた。私は、それを踏みつぶした。